子供の夢をつむ？

夢を持っているのは素敵なことだ。
オトナの都合で子供の夢を奪うな、これはごもっとも。

でも、「勉強だけがすべてじゃない」で免罪符になるのか？
どこまでが夢をつむことなのだろうか？

ある程度の広い選択肢を持った人生を歩めるには必要なことがあるはずだ。

人から愛される特質は持っていたほうがよいに決まっている。
それは優しさだったり、思いやりだったりする。

オトナの都合で学校教育の方向性がコロコロ変わるのは夢をつむことになってはいまいか。
ゆとり教育が塾通いを助長させて、かえってゆとりのない生活をしているのが現状ではないのか。

いつも迷ってばかりだが、ひとつだけ守っていることがある。
親が迷えば、子供はもっと迷う。
つまり、自分が信じた道を進み始めたとき、子供に「どうしたい？」と聞くことである。

これだけは口が裂けても言葉にしない。